『妻を「夫源病」にしないため』 じいじの取り組み

『妻を「夫源病」にしないため』という投稿が新聞に掲載されていた。投稿主は神奈川県の精神科医で、その主旨は
『①うつなどストレス症状を訴える60代の女性の話を聞くと「夫源病」である。
 ②「夫源病」とは、定年後、毎日家にいる夫への世話でストレスがたまるのが原因
 ③妻にとって、夫はふだんは面倒なうっとうしい存在である
 ④妻を「夫源病」にしたくなければ、なるべく家を空け、妻に今まで通りの生活をさせてあげること』とある。
この投稿に対して意見が4つ紹介されている。

まず、肯定派として 茨城県無職の78歳男性から「身に覚えあり防止に努力する」
として、『退職して20年近くになり妻と二人暮らしで身に覚えあり、周囲でも見聞する、
趣味を作ってその活動で家を空けるよう心がけているとのこと。最後に二人でいるうちは、そろって元気に生活できるよう「夫源病」に努力する』と結んでいる。

次に否定派として千葉県高校教師53歳男性は「まったくもって ふざけた話だ」
『現役勤労者として、家族のために必死に働き、老後は妻との外出やのんびりした生活をと願っているのに勝手な話だ、夫婦でいる意味もない、情けない話』と断言している。

中間派として埼玉県主婦67歳からは「お互いちょっと留守がいい」とソフトな話で、
『お互い、ちょっと離れた時間と、一緒の時間を併せて、夫元気で留守が良いと同様に
妻、元気でちょっと留守が良い、ずっと一緒だと、つい余計なことまでうるさく言ってしまいますから。』と結んでいる。

経験者として神奈川県主婦85歳の方、18年前に他界された夫の思い出として
「夫との一緒の時間は幸せだった」と「夫源病」ではなかった話を紹介されている。
64歳だリタイアした夫は台所の洗い物から、布団干し、留守番や菓子作りをこなして、
夫婦と愛犬の散歩で、幸せに浸ったとある。「夫源病」ならぬ「夫在幸」だったという。

参考意見として、全国亭主関白協会会長の天野周一氏の言葉で、『「夫源病」は深刻な問題、予防しないと熟年離婚に発展します。妻は常に正しいと考えるべし、万一 妻に反論
したり、勝とうとすると10倍返しに遭います。当協会では「非勝三原則」をあげていますという」(この教会の趣旨は上手に妻の尻に敷かれる夫をめざす会だそうだ)とユーモア交じりに妻の笑顔が家庭の平和になると結んでいる。

それぞれ言い分あってなにがし自分にも当てはまるが、定年退職して5年半の66歳のわが身を振り返ってみると
退職1か月後に、妻から「主婦には定年退職がないんですよ」と強い口調でねじ込まれた。
3歳下の妻は、それ以前から、実母の介護や自分の病気で入院生活をおくり精神的にダメージうけていたのか、今でも心療内科に通っている。

そんなこともあり、悠々リタイヤーのゴルフ三昧という夢は早くも断絶した。ハローワークに通い、失業保険を受給しながら、職探しの結果、パート勤務にありついた。時給千円で現役の4分の一以下の収入だが、年金もあるので何とか我慢。じいじのスタンスとしては、、全国亭主関白協会会ではないが、やはり家の中に妻の笑い声が一番と考え、文句を少なくし、感謝の言葉を多くした。ゴルフはやめたので散歩やジョギングでストレスを発散させている。

妻とは、つかず離れずで、パートや老人大学で外出する日を作り、べったりにはしていたい。ただ一緒の時間も必要なので、妻の買い物にたまに付き合ったり、妻が主体の家庭菜園で手伝ったり、親戚の法事に一緒したりとしている。周りを見ると、夫が定年後すぐに他界したり、妻とは口を利かない家庭内離婚状態の夫婦を見ると、わが夫婦はまだましかなーと実感している。

「夫源病」とはいえ、夫婦のどちらかが病気であれば、そんなことをいっていられない状態になるのだから、5つの意見のいいところを取り入れて仲良くやっていこうと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です